2016年2月21日日曜日

球根



きょうは気持ちが良いお天気でした。
お日さまからの日差しはだんだんと春のそれへ変化してきているのに、夜に吹く風の温度はまだすこし冷たくて気持ちが良い。
帰り道に通る公園のにおいに、春のにおいが混ざっていて、なぜだか胸が苦しくなりました。
(お昼間には右翼の方と警察がたくさんいて、なぜだか思わず笑ってしまったけれど)


最近、目覚ましをかけている時間より早くに自然と目覚めることが多くて、二度寝をせずにそのまま起きるようにしているのですが、だいたい6時半くらいに目が覚めるのに、いつの間にかすこしずつ早くなってきて、今朝はついに5時台に起き出してしまった…もはや、おばあちゃんだなあ…。
いつもは冬の朝が寒くて布団から出るのが苦手なのだけれど、今年は暖冬も手伝ってか、案外一度目覚めたらそのまますんなり起きられるのも、早起きが楽しい理由かもしれない。

きのうは一日じゅう、雨。
パン屋さんで働いている同僚の方のお家のガレージで、朝からお野菜市をすると教えてもらったので、家から歩いて40秒のお家へお邪魔しに行きました。
スーパーなどではなかなか見かけないような種類のお野菜や、いびつだけれど大きな大根、しっかりした葉がついているキャベツ、まだ土のにおいがするんじゃないか、と思えるほど、ワイルドでのびのび育てられたのが伝わる野菜たちが、とにかく、安い!!
ちいさくてかわいいじゃがいも、たくさん入って100円だったり。
いちばん小さなものを選んで買ったつもりの150円の水菜も、袋から出してみたら、わさ~っとして、あれ、食べきれるかしら…なんて思ったり。

こちらは、和歌山の農家さんが、毎週土曜日にお野菜を売りに来られているそうです。
場所は、らきせぶさんの、二件右隣のお家のガレージで、8時くらいから10時くらいまで、お店を出されているそうです。
まだ8時過ぎなのに続々と人が集まってきて、籠いっぱいに野菜を買っていく、買っていく…。
わたしも8時前に行ったのですが、その日はもうすこし早めからお店を出していたそうで、じゅうぶんたくさんの種類があったように思っただけれど、朝いちばんはもっともっといっぱいあったそうです。
次はもうすこし早く行ってみようかな~。


そして今朝は、歩いて30秒のところにある、FUKUのシフォンケーキという美味しいシフォンケーキ屋さんのモーニングを母と食べに行きました。
FUKUさんのつくるシフォンケーキは、平飼いの卵を使ったりと素材にもこだわっていらっしゃって、ふわっふわで美味しくて親子で大ファンなのですが、モーニングのお料理も、すっごく美味しかったです。


お店は一つのテーブルで6席、小さくてかわいくて、これまたかわいらしいお庭もあって、細かいところまで気を配られていて、久しぶりにゆっくりとくつろぐことのできる空間でした。
九か月の赤ちゃんを連れたご夫婦もいらっしゃっていて、まったりとお話しもさせてもらいつつ、母とこれからのことについて話したり。贅沢な朝のひとときを過ごさせてもらった。
ちかくにすてきなお店があるのって、いいですね、こじんまりとしている佇まいがまた、いいと思います。

FUKUさんのシフォンケーキ、いつもは木曜~日曜までテイクアウトをされていますが、日曜日の9時~11時だけ、モーニングをされているそうです。
選べるお飲み物も種類がたくさんあって、モーニングで飲むことのできる紅茶やハーブティーは、お店で販売もされています。
もちろんいつものシフォンケーキも、その季節ごとの素材をつかったラインナップがそろっていました。

場所は谷町六丁目の一番出口から歩いてすぐ。
味のある細い路地を通るとかわいらしいお店に辿り着けます。
もともとポコペンがあった場所、といえば、わかるかな?
ちなみに、何度か書いているかと思いますが、ワニのライブやイベント、美術会のときにも出させてもらっていたので、食べたことがあるひともいるかもしれないです。

ふんわり、もっちり、やわらか天使のシフォンケーキ。
もし谷町にいらっしゃることがあればぜひ買いに行ってください。
FUKUさんも、とてもすきな方です。

◎FUKUのシフォンケーキ
https://www.facebook.com/fuku29cake


あとから聞いたのだけれど、ご相席させていただいたご夫婦さんも、『整体と暮らしのギャラリー nara』というお店の方らしく、わたしはまだ行ったことがないのだけれど、難波宮跡公園のすぐ近くにあるみたいです。
谷町はまだまだ面白いところがあるなあ、今度ぜひ行ってみよう。


3/12~3/27までnaraさんで開催される、うつわの二人展。
このフライヤーのお料理も、FUKUさんの手作りだそうです。
めちゃめちゃおいしそう…!!


なにげに、19日のワニさん珈琲がきになります。笑
左側の作家さんのうつわは、FUKUさんのお店でも出されていて(モーニングのハーブティーのマグカップ)、とてもすてきでした。
引っ越し前で荷物あんまり増やしたくないけれど、かわいい…。


なんて、地域密着なこの数日でした。
お仕事もバタバタでとても忙しかったけれど、いろんな人に助けてもらいながら、なかなかたのしく過ごさせてもらっています。

そしてついに!パン屋さんのブログを開設するよ!!
…と思って、せこせこと作業していたんだけれど、意外と下準備がむずかしくて、さらにパソコンちゃんの作業効率も悪くて(冬だからかな?)、若干、心が折れかかっております。
公開はもうすこし先になりそうです。楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃったら、すみません。
そのかわり、あしたもパンパトロール(パン屋さんめぐりのことをそう名付けた)するし、内容はそこそこ充実したものになるんじゃないかな…??と、こっそり思っています。
来月中には公開したいです。乞うご期待。


一月、二月と、忙しいながらも、ひとつひとつ自分のペースで築いていったり、歩いていったりできるのは、自分の周りのひとたちのおかげさまだと、思っています。
直接そばにいるだけじゃなくって、遠くのひと、ご無沙汰してしまっているひと、もう会えないひとにも、いつも元気や勇気をもらっている。

でも、いちばんは。
いままで、いろんなことがあったけれど、それを乗り越えていまここに立っている自分が、いちばん、自分のことを、いちばんそばで応援している、そんな心持です。

じぶんが、じぶんの、相棒。
それってなんだか、いいなあと思う。

だってそれなら、どこにいたって、どこに行ったって、へいき。
これから、どんなことがあったって、へっちゃらだもんね。


たのしいこと、おもしろいこと。
見つけていこう、生み出していこう、わけあっていこう。
わたしはいま、ものすごーく、生きているのだなと。
毎日そう感じています。
そしてそれは、とてもとても、しあわせなことだと、有り難く受けとめている。

これほど情熱的になれる冬の終わりは、はじめてかもしれない。
春を待つ木の芽や、土の中の球根みたいな気持ち。


あなたにも、すてきな春が訪れますように。
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいね。

ではまた。



2016年2月18日木曜日

ぼくの街



先週は今年に入っていちばん忙しかった一週間だったのではないでしょうか。
無事に(個人的)バレンタインデーウイークが終わって、やっと一息ついているところ。
もうしばらく、甘いものは作りたくない…。(と言いつつ、来週末はラストスパートが待っている)

日差しがだんだんと暖かくなってきて、そろそろ冬も終わりかけのような気配がしますが、昨日の午後は大阪も雪が降っていてとても寒かった。
今年は雪を見ないまま冬が終わるのかと思ったのだけれど、最後の最後で会えてよかったと思います。


きのうはzoozooseeのスタジオでした。
久しぶりに甘くない差し入れを。はじめて作る、ほうれんそうのキッシュ。
土台のパイ生地がとても上手に出来たのでよかった。
余った材料で家族の分も作った。なかなか好評でうれしかったです。
バレンタインにプレゼントしたお菓子も美味しかったと言ってもらえました。よかよか。

練習は毎度毎度、とてもたのしい。なんなら、まいにちスタジオでもいいと思う。
最近ドラムを叩くのが楽しくて、お仕事帰りにスタジオに入っているという高山さん、この二週間ぐらいでさらにタイトなドラムになっていてすごかった。
櫻井さんはまだエフェクターが馴染んでいないみたいで、迷っている音がしていたれど、それでもギターソロはめちゃくちゃ恰好良くてずるいし、ちはるくんのベースラインも、どんどん動いて遊んできて、毎回あたらしい一面が見られるのがたのしい。
そして我らがボーカルのりゅうちゃんは、すこうしずつ、太ってきているようです。

わたしはちょっとここのところ練習不足、基礎練習よりも曲の練習をしなくちゃ。
zoozooseeのライブは来週末の2月28日、来てくださった人にはささやかですがお菓子をご用意しております。
扇町Para-diceで、出番は20時くらいからみたい。
どうぞお気軽に遊びに来てくださいね。
(その日みんなでライブ前に飲みに行くのもたのしみだ)


スタジオに行く前に、近くの電気屋さんへ腕時計のベルト交換に行きました。
いままであちこち見に回ってもあんまり気に入るものがなくて、延ばし延ばしにしていたけれど、電気屋さんなんていう思わぬところで発見できた。
時計自体は、母からもらった、すこし思い入れのあるものなのですが、新しいベルトが腕にも時計本体にもよく馴染んでいて、目に入るたびにしあわせな気持ちでいっぱいになります。
先週末、すこしがんばったごほうび。今月もあと半分、がんばろう。


なんだかんだで、ゆっくり、というか、自分のペースで、まいにち過ごさせてもらっています。
春を待つ木々の芽のように、すこしずつ、いろんなことが準備されていって、わたしはただ、導かれるままに、呼ばれるほうへ、前を向いて、歩いていくだけ。
肩の力を抜いて、やさしい気持ちで笑顔でいれば、心が自然と、必要なものを選んでくれるのだと、そう思っています。

こんなふうに毎日を過ごせるのが、ほんとうにうれしい。
いろんなことに、ありがとうを、そっと言いながら、好きな歌を口ずさみながら、過ごしていこうと思います。


きょうは短めだけれど、こんな感じー。
春になったら、はじめてひとりで、録音に挑みます。
やさしくて頼れるエンジニアさんが、とてもていねいにサポートしてくれて心強いです。

ほんとうに、善いひとたちに囲まれて、ありがたいことです。
甘えないように、じぶんの力で、やっていこう。


週末はついに、パンのブログを開設するよー
(ひさびさ泳ぎにも行きたい)

それもたのしみ、ほんと、たのしみがいっぱいでうれしいな。
それではまた、三日後に。


2016年2月9日火曜日

口内炎



ひさびさにできたニキビとともに、右上唇の裏側という大変難儀な場所に口内炎が出来てしまって、とても痛いです。
きょうは友人へ送るバレンタインのお菓子を作って、お手紙を書いた。
あしたもお菓子を焼く、あさっても職場の皆で集まってお菓子を焼く、しあさってもお菓子を焼いて送る。
しばらく部屋や髪や指先から、甘い匂いが消えなさそうです。
(そして甘いものを味見しすぎてニキビが悪化しそう)


きのうはふと目が覚めたら朝の五時過ぎで、いつもは八時くらいに起き出すのですが、そんな朝早くにもかかわらずなぜか眠たくなくて。
早起きと言えば散歩だろう、と、そのまま起きて、大阪城公園へ歩いて行きました。
道すがら、朝練なのか大学生と思わしき二人組が楽しそうに走って行ったので、わたしも真似して、ダウンジャケットにホワイトジーンズだったけれど、すこし走ってみました。
気温がだいぶ低くて息も真白だったけれど、朝日がとても気持ちよかった。

おかげできょうは筋肉痛、足の付け根と腰が痛いです。
やっぱり走るのはまだ、腰に大きい負担がかかるのかもしれない。
代わりに水泳があるから平気、あしたも調子がよければ泳ぎに行くつもりで今から楽しみです。


先週、とある女の子から連絡をいただいて、わたしがsoundcloudに載せている『きせつの通りみち』という曲を、自分のライブでカバーしたい、と言っていただきました。
一度、ワニのライブで岡山へ行ったときに、観に来てくれた女の子。
たくさん聴いてもらっていることを嬉しく思いながらも、作った本人があまり歌ってあげられていないなあと思って、曲に対してすこし申し訳なくなった。

今年はこの曲を、録音してあげたいと思っています。
もうすこし暖かくなってからですが、いまいちばん大好きな、音を作るひとにお願いしようと思っているところ。
この深い息のまま、のびのび歌えるといい。

そして、もしお好きな方がいらっしゃたら、この曲、自由に歌ってあげてください。
こちらに歌詞を載せています。

『きせつの通りみち』
歌詞
soundcloud(ラフ録の音源が試聴できます)

※もし人前で演奏されるなどするときは、いちおう、作曲者の名前だけでもひと言添えてくださると、とても有難いです。
(宣伝してほしいのではなく、著作権として、ですので、よろしくお願いいたします)


きちんとした音源ができたら、コードを載せたり、ギターを弾いているところの映像なんかも、シェアできるといいと思っています。
作った曲をかたちにするのはもちろん大切だけれど、かたちにしたものをライブで演奏したり、音源にしてお金をもらったり、という以外の、音楽を伝える方法について、すこし考えているところです。
楽しいことを思いついたら、ぜひ、一緒に遊んでくださるとうれしいです。


もう眠たくて限界、ほぼ目が閉じている。
今朝もなんだかんだで六時過ぎに自然に目が覚めた。

あしたは何時に目が覚めるのだろうね。たのしみ。



きせつの通りみち




わたしの恋人は さくら通り 春の色
よごれきった わたしのために うたう あなたの声
わたしのふるさとは こはく通り 秋の風
つかれきった わたしの髪を なでる あなたの指

かえりみち つなぐ手と手
オレンジの坂を下りる
わけもなく さみしい歌 うたいたくなるのはなぜ
おだやかに 沈む夕日
ふたりはそっと黙り込む
誰も来なくてもひとりで待っている
あのちいさな 犬はいない

わたしの恋人は しずく通り 夏の雨
かわききった わたしのこころ ぬらす あなたの影
わたしのふるさとは たき火通り 冬の空
こごえきった わたしのからだ つつむ あなたの腕

わたしの恋人は さくら通り 春の色
よごれきった わたしのために うたう あなたの声
わたしのふるさとは こはく通り 秋の風
つかれきった わたしの髪を なでる あなたの指

ぬらす あなたの影
つつむ あなたの腕

うたう あなたはどこ



2016年2月7日日曜日

ルネサンス



今朝が早かったという言い訳のもと、きのうのブログをお休みしたことはさらりと流していただくとして、今日もたくさん歩いてくたくたなので、なるたけ簡潔に終わらせたいと思います。
そう、いつも時間の許す限りだらだらだらと書いているから、たまにはこういう日もいい。

二月になってそろそろ、来週末のあのイベントに向けてチョコレートを準備していらっしゃるご婦人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
わたしも数日前から、バレンタインデー手作りウィーク2016が始まりました。

今年、はじめに作ったのはガナッシュのタルト。
タルト型がなかったので、紙製のカップで作ってみたらカップが広がってしまい、思ったより大きくなってしまった。(1個でだいぶお腹いっぱい&糖分とりすぎになっちゃったんじゃなかろうか…)
長いことお顔を拝見出来ていない母の友人と、わかばさんに、オートミールのクッキーと一緒にプレゼントしました。

去年の秋以来、お会いできていなかったわかばさん、関西へ帰ってきた新幹線からのそのまま、荷物もたくさんなのにデートしてくれました。
ひさびさにおしゃべりできて、とってもたのしかったです。


わかばさんとお話しすると、心の底から、元気になれる。
和田アキ子風に表現すると『希望のにおいがする』、そんなひと。
なんでなんだろう、と考えてみたのですが、きっと、自分自身に対しても、周りに対しても、嘘がないからだと思う。
そして自分自身がやりたいことを思い切りやっているから。
だから接していて、とてもすがすがしい。

彼女と話しているといつも、自分のこころや感性が開いていくのを感じるのは、きっと私のことを一人の人間として見てくれているからだと思います。
だからいつも自然な、嘘のない気持ちになれるし、自分の気持ちに対して正直になろうと思わせてくれる。

やりたいことや、こころの奥に閉じ込めてしまっているものに、無理矢理火をつけるのではなくて、もともと燻っている火に自然な風を送り込んでくれる。
(そう感じるということは、無意識のうちに自分で自分を一人の人間として見れていなかったり、いろんなものを閉じ込めてしまっているのかもしれない)

ここ数日、すこし弱気になったり、摩耗していたこころのなか、とても良い活力剤になってくれました。
ほんと、好い人に、好いタイミングで再会させてくれる。

そしてもう一人、以前ブログで書いたかと思いますが、とある紳士と共通の知り合いのマダムに、先月から片手で数えられるほどしか出勤していないパン屋さんで、偶然再会できました。
細い腕で力強く抱きしめてもらって、ほんとうれしかった。

どうして神さまは、いつも私が敗けそうになるときに、ちゃんと好きなひとに会わせてくれるんだろう?と、感動して、半泣きでパンを袋に詰めていました。(鼻水入ってたらごめんなさい)
いつもどこから見ていてくれているんだろう。
ほんとうに、ありがとう。

きょうは早起きで朝からお仕事だったんだけれど、思ったより時間があったので、職場がある土佐堀まで、歩いて出勤しました。
いつもは自転車で通っているサラリーマンの街を、日曜日なので独り占めしながら気分よく歩いていたら、途中、本町でものすごく懐かしいパン屋さんを見つけて、なんとも言えない気持ちになった。
なにか、言葉にできない、込み上げるものがあって、思わず泣きそうになったんだけれど、ふと時計を見るとけっこう遅刻寸前だったので、走った末に汗だくで出社しました。

これからもいろんな街を通って、いろんな風景を見ていくのだと思った。
わすれないでいたい景色、わすれてしまいたい景色、知らず知らずにわすれてしまった景色。
長く生きていくぶん、たくさんの風景を、人を、出来事を、通り過ぎていく。

いまは、できるなら、もっと、目の前のこと、目の前のひとのことを見ていたいです。
すこしずつですが、いろんなことがかたちを帯び始めて、良い方向へ、向かっていくと信じています。
一枚の葉書、一通のメッセージ、ふと目にした本の一頁。
周りのひとたちや物事には、いつも助けてもらってばかりだ。


今年の初め、一月から意識し始めたことについても、引き続き心を込めて深い呼吸、うつくしい姿勢を意識して、目を見て会話することをおざなりにしないよう心がけて、なるべく、相手の土俵に立っていられるように。
二月は、じぶんのために、えがおでいることを、もう一度。
昨年の十月には自然と出来ていたことだから、思い出して、心がけようと思います。

そして、だいすきなほぼ日から、『夢に手足を。』というキーワード。
この言葉、なんだか、希望のにおいがする。最近のお気に入りの言葉です。

さいごにもうひとつ。
なにがあっても負けないぞ、と、自分に言い聞かせている。
そのことを、わすれないでいようと思う。


毎度毎度、内省的で暗い内容の多いブログですが(タイトルからしてダーク)、ただいま、パン屋さん食べ歩きブログも開設準備をしているところなので、そちらもよかったらたのしみにしていてくださいね。

あした、2月8日の扇町Para-diceに、影野わかばさんのライブがあります。
私はお仕事で行けないんだけれど、もしお時間合いましたらぜひ足をお運びください、かならずすてきな夜になると思います。


吁、けっきょくなんだか長くなってしまったけれど、どんまい。
次回の更新は明後日か…もしかしたら夜通しでお菓子を作っているので、更新できるか今から不安ですががんばります。

本日もお付き合いいただきましてありがとう。
おやすみなさい、いい夢を。



2016年2月3日水曜日

月とはりねずみ



あたらしい月になりました。
相変わらずまいにち寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

去年から割とほぼ毎日、夏以外の季節は湯たんぽのお世話になっています。
長年愛用して、この冬はカバーまで作った湯たんぽちゃんが先月水漏れを起こしてしまってご臨終となったので、母が持っていたAfternoonTeaの湯たんぽを使わせてもらっています。

ハリネズミのカバーに入っていて、使い始めのうち、ハリネズミにあまり思い入れもなく、ほんとはもう一種類ヒツジのカバーもあったのも知っていて、どちらかというとヒツジのほうが好きなので「チェッ、ハリネズミか…」という感じでクールに取り扱っていたのですが、一緒にいる時間が長いと絆されてしまう性格も手伝って、最近は「ハリー」と名前まで付けて会話するほど溺愛状態になってきました。

ちなみに、他にもキツネの顔の付いた帽子「コンちゃん」と、水色のクマの顔面がポーチになっている「クマちゃん」が家にいるので、新参者のハリーはみんなとも会話して遊んでいます。
みんな声のトーンが高いから、演じ分けが大変なんだよね~。

…ハッ、読んでくれている人たちの冷たい視線を感じる…。
イタすぎる三十路前ということは、うん、重々承知しているよ…。

お人形と話す癖(!)はそろそろ卒業したいな、と思っているんだけれど、案外身近にお人形を介して家族と会話する変態がいたり、その変態とお人形を介して会話したりしているので、なかなか癖が抜けないのです。(THE責任転嫁)
ワニのいる生活をやりはじめて、ワニちゃんと話すようになる前まではそんな癖なかったと思うんだけどなあ…。
おかしいな、私の人生どこで間違えた…。


さて、ハリー君(男の子なんかい!)の話は置いといて、もともと母親との二人暮らし、いまは姉も帰ってきて三人で暮らしているこの谷町の小さなお家。
私以外の二人がまあほんとに家事をしなくて、とくに掃除なんかは私7割、母2.5割、姉0.5割といった感じなのですが、先週から掃除をルーティンワークにしてみました。

具体的には、曜日ごとにどこを掃除するか割り振りを決める、という簡単なことで、たとえば月曜日は水回りと玄関に掃除機をかける、火曜日はコンロのお掃除、水曜日は廊下と自分の部屋に掃除機をかける・トイレのお掃除、みたいな感じ。

いままで、それを決めてしまうと、『決めたことができないストレス』に苛まれるんじゃないか、やらないといけないことをできていないことがプレッシャーになるんじゃないかと危惧して敢行できなかったのですが、いざ実践してみると、どうでしょう。
『決めたことができないストレス』よりも、『決めたことをクリアできたときの快感』のほうが上回って、今週も引き続き、実践しております。

これはちょっと、目からウロコだぞ。
大袈裟に言うなら、人生観が変わるほどの大発見のよう。
いままで勿体無いことしていたなあ、と思います。
それに加えて、自分の性格との付き合い方も、ちょっと、考え直すきっかけになりそうです。

去年に引き続いて、他人との関わりの中で自分に対する気付きや発見が沢山あって面白い。
ひとつずつ目を凝らしてよく見ていく、その中で、いままで出来なかったことができるようになったり、他人のことがよく見れたり。
気持ちの上での変化も、自分を観察しているととても楽しい。とくに人との付き合い方。
今年はどんどん、ひとりでもだいじょうぶ、な人になっていきたい。


どこかで耳にした、「ひとはひとりでは生きていけない」という言葉。
そのとおりだとは思うけれど、甘え合うだけの関係では、ふたりでも、生きていけなくなっちゃうときが、きっとくる。
自分の足で立つ、ということに関しては、まだまだ初心者だけれど。

きょうもある人とうまく意思疎通ができなかったんだけれど、いままでと違うアプローチをして接したら、きちんと話せてとてもよかったと思っています。
いままでの自分では出来なかったことだ。
成長かどうかはわからないけれど、いろんな術を知っておくことは、決して無駄ではないと思っています。
もっともっと、チャレンジしていかないとな~!!


そうそう、チャレンジつながりで、いま音楽の面でチャレンジしていること、ピアノのこと。
きのうもzoozooseeのスタジオ練習でした。
このあいだ飲みに行ったときにたくさん話したからか、みんなちょっと雰囲気が違っていたように感じた。

今回、ちはるくんのベースが炸裂していて、ものすごく良かった。
だんだん馴染んできて、手癖や好みが出てきたりで、きたきた~!!っていう感じ。
そういう、奥底に隠れている部分、もっと見たいし、もっと引き出したい。
(でもきっと彼はものすごくシャイなんだと思う)

使っていないエフェクターを持っていったんだけれど、それを子供みたいに試していろんな音で遊ぶ櫻井さんのギターも、光っていました。
高山さんも、りゅうちゃん曰く「はしゃいでた」感じがあって、途中で眼鏡が飛んで行っちゃうくらい荒々しかった。
わたしはちょっと、探り探り行き過ぎたかな?新曲に気合を入れすぎたかも。
みんなの調子がバッチリ合う日なんてないけれど、それもまた、五人の人間が集まって奏でているから出来ること、出せる音、表現できる音楽なのだと思って楽しませてもらっています。

はやくライブがしたくて、うずうずしている。
2月28日の日曜日は、是非、扇町Para-diceへお集まりあそばせ。
極上の、生の音楽をお届けいたしませう。
(テーマは色気、でいこうかな)


ああ、きょうもダラダラと書いていたら日を跨いでしまった。
パン屋さんめぐりのブログを開設しようと思って、いろんなひとの書くパン屋さんブログを読んでいたら、パン屋さんに行きたくなってブログどころじゃなくなっている、そんな二月のはじまりです。
今月は殊更お菓子作りに力をいれるイベントがあるからね、いまから二週間は寝ないつもりでがんばりまーす。

いつもしょうもないことばかり、だけれど、読んでくれてありがとう。
おやすみなさい!