2014年8月11日月曜日

陽炎


台風の不安定な気圧が過ぎると調子がよくて、
きょうは晴れていたので靴を三足洗って洗濯を二回しました。

こころのなかの分厚い雨雲は、いまだ塊のまま浮かんでいる。
それもすこしずつ散っていくのだろうと予感している。

「人間だから」という言葉に救われたり、
頭を撫ぜた手のひらに不意に泣きそうになったり。
なぜか椎名林檎をずっと聴いています。

いろいろなものごとを、ととのえる。
今年、年明けの直感で行動してきたことが、
いまようやく、大きな流れとして追いついてきてくれたようで、
じぶんの感覚がまだ衰えていないことにすこし安堵しています。

このまま感性が流れゆくままに生きる術を手に入れて、
わたしはおそらく在るべき姿に戻り、
居るべき場所に還るだろう。
けれど今迄の生半可は通用しない。
誰にも依りかかれないぞ、と。

ひっそりと、それはそれはひっそりと、
まるで洞窟の奥深くから冷たい風が吹くように、
誰かの声がきこえています。

いままで手に入れたもちものをもって、
いままでいた場所にかえるのだけれど、
それはまったくもってあたらしいことになる。

そんな予感がしています。
とても抽象的だなと思うけれど。
きっとこれから体感する。

とてもこわくて、
とてもわくわくしています。
そしてこれがわたしの本質なのだろうと。


まあ、割とのんびり過ごさせてもらっています。
わたしは元気です。ある一部分を除いて。

(それは腫瘍のようなもので、
もしかしたら一生癒着したままのものなのかもしれないし、
もしかしたらはじめからそこには何もなかったのかもしれない)


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