ながくながく癒着していた恋人とももうすぐお別れなんだと、
季節がそう告げています。
何年か前に生まれたこの『白日』という歌は、
ずいぶんといっしょに恋人と生きてきたわたしの、
不必要にながく続いてしまった痛みと、
そしてそれまでにあった、恋人にも話さなかった
過去の日々への想いを込めました。
それらは見事に回帰して、いま、あたらしい世界へ、
わたしを導いてくれているのを感じます。
結局は、わたしも恋人も、ひとりなんだと思います。
それなのにひとつになろうとしてしまった。
そして、ひとりだということを、
理解しようとしなかったわたしを、
どうぞ断罪してください。
分かれてなお、業が深い女だと、そう思います。
こんどは、もうすこし純朴に、ひとを好きになりたい。
好きになってしまうのではなく、そのひとのことを、
そっとこころのなかに、認められますように。
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