2016年6月1日水曜日

鉄線花の下で



すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆様お元気にしていらっしゃいますでしょうか?
季節はすっかり春を通り過ぎてしまって、蒸し暑い日が続いたり、一昨日までのようにぐずぐずした雨の初夏、昼夜の温度差などにやられ、私なんかは早目の夏バテを喫しています。


個人的な事柄ではありますが、三月の末に父が亡くなりました。
漸くふた月が過ぎ、振り返ると、怒涛、としか言いようのない日々を過ごして、まだ完璧に収束した訳ではないのですが、すこしずつ、ほんとうにすこしずつ、落ち着きを取り戻しているところです。

先日、久しぶりに友人とゆっくり会い、元気を沢山貰って、あらためて人と会うことの大切さを痛感しました。
自分のなかの生命力のようなものを、あっさり引き出してくれた友人に、こころから、感謝しています。
そして今日は、久しぶりに職場の方々とお会いして、お顔を拝見出来なかった方々とも連絡を取り合うことが出来てことが出来て、とても元気をもらいました。
また、あしたからも、がんばろうと思えた。
自分ひとりでは中々、この状態まで持ってくるのは難しかった。

この二ヶ月間にあった出来事と向き合っていくのには、まだすこし、時間がかかりそうです。
ほんとうに様々な事があって、未だに混乱している部分もあるのだけれど、こうして、また、文章を書く行為を選んだ自分を、こっそりと、褒めてあげたい。


皆、一生懸命、生きているのだなあ、と。

何かの折々、そう感じました。
至極当たり前のことなのだけれど、目が覚めるような事実のように感じた。
(私はまだ一歩踏み出せないでいる)


きょうから六月、いろいろな想いを胸に、また、あたらしく、積み重ねて、あたらしく、つくりだしていけるといいなと、思います。
終わったことに目を向けないで、前を向いて生きていく強さが、欲しい。
何度失っても、何度別れても。

性も懲りずに、
また、人に沢山、出会いたい。




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