愛に代わるものは、あるのでしょうか。
自分の内側にある烈しさが、幼いまま、かたちを成さぬまま、溢れてしまいそうです。
初めて過ごした、たいせつな一日も、失うことを恐れてしまっては、
ただ、その色が褪せていくばかりで、怖いような気もします。
もう、何も、もう、誰も、これ以上は。
悲しみに替わるものは、あるのでしょうか。
誰かが其処に、居るのでしょうか。
手を伸ばすことは、赦されているのでしょうか。
誰も答えを知らない。
死者は何も語らない。
何もないなら、何もないで良い。
不確かなものもすべて、何もかも、成仏してしまうと良い。
もうこれ以上、何にも、誰にも、
縋り付きたくないことだけは確かです。
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