2015年4月23日木曜日

バック・グラウンド・ミュージック


取るに足りないことばかりで、毎日が埋め尽くされていく、
オルゴールの音色のすきま、風のもっと遠くに聞こえる首都高速の騒音。
夕立はきのう、きょうは甘い花の香りにつつまれて午睡もせずに、今です。
きょうはたくさん歩いた。たくさん歩けた。
あともうすこしで、良くなりそうなんだけれど。

ハナミズキのやさしい佇まい。
野良猫が通る道。
肌はやっぱり荒れていて、憂鬱だけれど、気にしない。

この街に慣れる頃にはもう、さよならだと云う。
わたしはいったい、どこに帰るのかな。

もう二度と、この匂いを嗅ぐことができないのかな。
遠く離れてしまったら、気持ちも遠く離れてしまうのかな。
お日さまの光も、あたたかな日々も、忘れていってしまうのかな。

だんだんひとりぼっちになっていく。
それはたいせつなことだと、わかってはいますが、さみしいものですね。

ひさしぶりに、ビリーホリデイ聴きました。
栗コーダーカルテットの演奏する、ハイウェイスターが、とてもかわいくて癒されました。
探していたパン屋さんが思った感じじゃなくて残念だったけれど、四ツ谷はとてもいい街です。
すこし排気ガスがきついけど。

あしたから三日間連続で、人に会います。たのしみ。


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