2015年10月16日金曜日

岡山旅行記10/16




◎一日めのこと。


梅田からバスに乗って、西へ向かう。
お天気も良くて、ちょうど一年前のツアーと時期も同じだったので、高速道路から見える景色が懐かしかった。
しばらく景色を楽しんでいたんだけれど、気付けば涎を垂らしながら眠っていて、お昼すぎに岡山駅に到着。
そのまま、駅前の噴水を堪能?して、駅の東側を散策。さびれた商店街や呉服屋さんは健在でした。

2010年10月7日(あまりにも日付が記憶になくて調べました。笑)に岡山で桜重奏のライブがあったとき、時間があってひとりでぶらぶらしていたんだけど、そのときにたまたま見つけた変な廃墟?みたいなお店がまだそのままあったので懐かしかった。
水タバコのお店なのかな?

そのまま去年、2014年10月のいったんぶとのツアーの時に行き損ねたパン屋さんへ行こうと思って、image方面へ歩いていくと、気になるパン屋さんが…。
寄り道しそうになりつつ、まずは目的を果たそうと、図書館の近くにある『ふさやベーカリー』というパン屋さんに行く。
思ったよりローカルなパン屋さんだったけれど、クロワッサンが驚愕の美味しさでした。
自分が働いているお店のももちろん美味しいけど、やっぱその店その店で味が違って美味しいなあ~。

食べ歩きながら、やっぱりさっき通ったパン屋さんも気になって行ってしまった…そして出会ってしまった…今回の旅のベストベーカリー、その名も『Boulangerie Doumae』。
そこではチョコ生地の中にナッツとイチジクとドライフルーツがわんさか入ったパンと、焼き立ての抹茶あんパンを購入。
ベリーのスコーンをオマケしてもらって大満足、パンもめちゃくちゃおいしかったです。

ぶらぶら歩いて富士商店へ。今回は買い物をしないと決めていたので、店内を見るだけ。
もうあの旦那さんはお店に立たれないのかしら…奥さんらしき人は着物を着ていてマネキンみたいだった。ちょっとこわかった。
去年行ったときお向かいにあった、ジャム屋さん?みたいなのがなくなっていて、ちょっと残念でした。

後楽園へ渡る橋の手前、左側の細い道を行くと、たしかオープンカフェみたいなのがあったなあと思って行ってみたら、違うお店になっていました。ハンバーガー食べたの、5年前くらいだから、お店も変わって当たり前だろうと思う。
moyau』というカフェ。川を眺めながら本棚の本を読み放題、という夢のようなカフェでした。
店主さんお気に入りの喫茶店の豆を使ったコーヒーが美味しかった。
お店の女の子の、はにかみながら接客してくれる姿が超絶可愛くて、思わず結婚して欲しいと思った。

たくさん面白そうなのがあったので、本でも読もうかな~とか思ってたんだけど、案外、店内の音楽を聴きながらぼけーっとしているのが心地よくて。
岡山のグッドなお店を紹介している本をすこし読む。
あとはほんと、ぼけーっとしてました。

窓ガラスに留まるちいさな虫を眺めたり、お魚を捕ろうと奮闘する鳥を眺めたり。
最近ちょっとずつ、ぼけーっと上手になってきた気がしてうれしいです。

夕方は街の西のほうへ移動。
今回は宿泊すらノープラン(こんなこと人生で初めてレベル…!)で、どんなお宿があるかは一応調べて目星はつけていたんだけれど、現地に行って雰囲気のよさそうなほうで決めようと思っていました。
駅から近いひとつ目のお宿がちょっとワイワイした感じで、できれば静かな場所で過ごしたかったので、奉還町の商店街を抜けてすこししたところにあるお宿へ。

着いたのは、『とりいくぐる』という名前のゲストハウス。入口に、ほんとに鳥居があるんです。
そこから中を覗くと、まあ、雰囲気のよさそうな中庭と、建物が。
一目惚れで此処に決めて、宿泊のお願いをさせてもらいました。
目力のあるスタッフさんがご丁寧にいろいろと説明してくださいました。

ロビーというのか、リビングというのか、泊まる部屋の下に宿泊者がくつろげるスペースがあって、そこでヒッチハイカーのカズくんと仲良くなる。
愛知出身、なんと19歳!(19歳って、10も歳が離れているんだ、という事実に驚愕)
いろいろヒッチハイクのお話を聞かせてもらう。ヤクザの車に乗った話とか、知らない人のお家に泊めてもらった話とか、日常では聞けない話が聞けて面白かった。

そのあとにチェックインされた女性もまたすてきなひとで、その方ともたくさんお話をさせてもらいました。
つねに笑顔で、すごーくナチュラルな感じで、お話ししていてとても心地が良かった。。
ご自身のことを話される時も、自然にお話されるし、すこし年上のお姉さんなんだけど、こんな女性になりたいと憧れました。
その女性、ジュンコさんは、お仕事の関係で三日間滞在するらしくて、徳島から来られたそうです。

それからも続々といろんな方が来られて、バックパッカー風の男性とか、物静かなお姉さんとか、あと、『流しのCD屋さん』という変わった職業の変わったオジサン(の姿をした妖精さん)が来られて面白かった。
妖精さんこと岡本さんは、行商でCDを売ったり、イベントを企画したり、いろいろ面白そうな方でした。
その方の企画がこちら。面白そうなので、ご興味ある方はぜひ。
おかやまコンテンポラン

もうほんとうにいろんな人がいて、楽しく過ごしていたらもう就寝時間。
12時消灯と決まっているので、いそいで寝る支度をして、眠りにつきました。

ゲストハウスと呼ばれる場所に、初めて泊まったんだけど、すごく刺激的だなあと思いながら、ちょっと興奮してなかなか寝付けなかった。眠ったら眠ったで悪い夢をみて、布団を蹴っ飛ばしていた。
下着姿で寝ていたからちょっと恥ずかしかったです。



二日めへつづく。

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