2015年10月21日水曜日

ひとり暮らし


同タイトルの谷川俊太郎さんの著書を読み始めました。
これは…、いいなあ、やっぱり、谷川俊太郎さん、だいすきだ。
村上春樹さんのエッセイも読んで思ったんだけれど、エッセイって、いいな。
小説や詩の作品ももちろん素晴らしいけれど、その人の素に近いものに触れられるような気がします。
あ、もしかしてブログも似たようなものなのかな。どうだろ。

きょうは昨日書いたとおり、朝からパン屋さんのお仕事でした。
結果は惨敗…までとはいかないけれど、やっぱり腰にくるな~。
立つ時間が長いのだったり、たくさんの距離を歩いたりは、このあいだの三日間でだいぶ鍛えられたと思っていたのですが、お仕事となると、物を持ちながら立ったり座ったり、物を頭上に上げ下げしたりという動きも加わって、思ったよりつらかった。

ただ、朝の時間帯にしかお会いできない常連さんとも、約半年ぶりにお顔を合わせることができて、ごあいさつできたのがうれしかったです。
半年いなくても覚えててくれてるんだな~、と、感激しました。

お客さんにちょっと変わったおじさんがいらっしゃって、なぜかお店に入ってくるといつも「ぼんじゅ~る!!」ってあいさつをしてくれる、『ぼんじゅ~るおじさん』と勝手に名づけているんだけど、そのおじさんがきょう、何となしに、「仕事やから笑うんじゃなくて、いつでも笑顔でおったらいいらしいで!自分のために笑うんや!好きな歌うたってな!」と言ってくれたのがすごく印象的でした。

最近自分のために歌ってないかも、と思って、帰り道に鼻歌を歌いながら帰ったら、ものすごく笑顔になれました。
お天気も良かったし、気分がものすごく良くなって、歌のちからはすごいなあと改めて思った。

以前に比べると、えがおは増えたんじゃないかなと、思っています。
疲れているのに、無理にわらうことも少なくなった気がする。

いつでもこころのなかに、好きなひとや、会いたいひとが、住んでいること。
ただ、生きていることが、うれしくて、たのしくて、しあわせだと思うこと。
むかしのわたしが知らなかった、地に足を付けたような、どっしりとした確かなしあわせを感じます。

高い高い青空の下、根っこがちゃんと生えているお花が、
秋のそよ風にふかれて、さやさや揺れながら、わらっているよう。

これから長い冬が訪れても、ああ、だいじょうぶだな、と、感じている。
こころのなかに誰かが住んでいることが、こんなにも、養分になるんだなあ、と。

今までと、なにかが、決定的に変わったと感じます。
出会ったひとたちが、あたらしい種をやさしくはこんでくれた。
わたしはまだ、土が豊かになるように耕して、たくさんの栄養をたくわえよう。


ブログ更新も、とりあえずあと十日間は毎日続けようと思います。
いちおう10月は毎日!って決めたからね!
決めたことをやる!っていうのが10月の目標だからね!
(ピアノとお勉強は旅行前後のバタバタで頓挫している)
あしたからがんばろう~

ブログは三日に一回ぐらいがグッドなペースのような気がするな~。
そんなに中身のない人間だからね、まいにちはね、…ちょっとしんどい。笑


きょうもおかげさまで、ごきげんに過ごすことができました。ありがとう。
すこしだけベートーヴェンに傾倒しがちな、秋の土用入りでした。
レコードで聴きたいな。



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