2015年10月26日月曜日

食欲の秋


きょうはゆっくりゆっくり過ごせた一日でした。
お天気が良かったので、お洗濯をしてお布団を干して、ついでにひなたぼっこもしました。気持ちよかった。
ギターを弾いて歌をうたった。あまり喉がよくないようです。

読みかけの、村上春樹『ダンスダンスダンス』読了。上巻、下巻ともに割と一気に読んでしまった。
なだらかな起伏というか、全体的にぼやっとした印象を受けました。
静かに細かな雨が降っていて、そのおかげで遠くのものがぼんやりと見えるような、感情を鈍らせる薄い闇が佇んでいるような、そんな感じ。
物語自体は面白かった。とくに冗談が。

着物を片付けたり、ついでに組み合わせを考えたりしました。
来月はもしかしたら敬老の日イベントがあるかもしれないから、祖母に会いに行くときに着物を着ようかしら。
やっぱりあたらしく帯が欲しいな。でももうすこしだけ辛抱しよう。

十月は、よく動くことのできた一か月だった気がします。
前半はほぼ誰にも会わず、まいにちを積み重ねることを意識して、日課を作ったり、絵を描いたり、自分の内面を覗いたり、歌や音楽と親密になったり、割と穏やかに過ごせた。
後半、お久しぶりの人にお会いしたり、お友だちとゆっくりお話ししたり、あたらしい場所に行ってあたらしい人と出会ったり、人に会って話すことがとても多かったように感じます。
すこし身体に無理をさせてしまった部分もあるかも知れない。

そしてきょうからはまた、身体の声をよく聞いて、静かに過ごしたい。
以前ほど身体に対しての不安はなく、からだ、こころ、あたま、三つが仲良く円を描いているイメージ。

からだは、心と頭だけじゃ出来ないことを出来る。
こころは、頭も体も感じられないことを感じられる。
あたまは、身体と心が知らないことを知っている。

みんなみんな、なくてはならない、と思っています。
頭は思考するのが得意だし、体は行動するのが得意だし、心は感じるのが得意。
それぞれに、出来ることも、役割も違うから、それぞれの声を、聴くことができるようになればいいと思う。

いまはとくに、身体が大切だから、身体が感じることをそのまま感じるようにしています。
頭では、今日やるべきことだと、わかっている物事でも、身体に、無理はさせないように。
そのふたつをつなぐのが、心だったり、するのです。

からだとこころがちぐはぐなときは、あたまで考えてみる。
こころとあたまがちぐはぐなときは、からだを動かしてみる。
あたまとからだがちぐはぐなときは、こころで感じてみる。

そんなふうに、チームワークを生かしていく感覚。
だれかひとりが欠けていてはいけない。


だから、きょうは体を甘やかしたねー。なんて。
そのおかげで、心も頭も、ゆっくり休息が取れたようです。

気を抜くと、いろいろと詰め込み過ぎてしまうから、きょうみたいな日が必要。
(基本的に、本を読む時間と、ギターを触る時間があれば至福だけどね)

あんまり人と話さなかったけれど、きょうも一日ごきげんで過ごせました。
どうもありがとう。いい日でした。



ただこの時間におなかが空くの、どうにかしたいよ…!!


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